検査
前処置が完了したことが確認できたら検査室に移動となります。
大腸カメラは消化器内視鏡専門医である院長が行います。御負担のかからぬよう検査させて頂きます。全身状態に問題がなければ内視鏡検査時に発見したポリープは切除させて頂きます。
大腸カメラ
Colonoscopy
Colonoscopy
消化器内視鏡専門医である院長が検査を行います。
一般的には大腸カメラは「辛い検査 大変な検査」と言われておりますが、当院では、ストレスなく検査を受けて頂くため、様々な準備をさせて頂いております。内視鏡検査時は発見したポリープは基本的には切除させて頂きます。
検便の検査で便潜血陽性の方は大腸がんの可能性があります(約3%といわれております)。当院は 茨城県の大腸がん検診登録精密検査医療機関です。神栖市等の二次検診等も対応致します。
上記症状がある方は、大腸がんの可能性があります。大腸カメラ検査を受けることをお勧めします。
検査日前日
前日はなるべく消化の良いものを食べるようにしてください。前処置がスムーズになります。睡眠前に下剤を飲んで頂きます。その後は食事を控えてください。
ウォーターサーバー
当院はウォーターサーバーを設置しております。ミネラルウォーターの持参は不要です。
前処置
腸を観察するためには中に便が残っていると見えませんので、便を出す処置を受けて頂きます。
下剤を1〜2ℓ水に溶かして飲んで頂きます。
前処置室
下剤服用後、原則便の色が透明になるまで便を出して頂きます。トイレ移動の負担 他の患者様の接触しないように完全個室の前処置室(2室)を準備しております。検査前までにストレスがかからぬ様準備させて頂きます。
前処置室も含め当院はFree Wi-fi 使用可能です。パソコンを持参して頂ければ、使用しながらの前処置も可能です。
家で下剤を飲むことも可能です
大腸の検査を過去に何回か受けて頂き、前処置がスムーズにできる方の場合は家で下剤を飲んで頂くことも可能です。
多機能トイレ(オストメイト対応)
御高齢の方、移動が大変な方、人工肛門を造設されている方でも前処置ができるようオストメイト対応の多機能トイレを準備しております。
検査
前処置が完了したことが確認できたら検査室に移動となります。
大腸カメラは消化器内視鏡専門医である院長が行います。御負担のかからぬよう検査させて頂きます。全身状態に問題がなければ内視鏡検査時に発見したポリープは切除させて頂きます。
当院の内視鏡検査は、患者様が画像を見ながら受けて頂くことをモットーとしております。基本的には鎮静(眠る薬を使うこと)なしで検査を受けて頂きたいと考えております。しかし腸に炎症がある方や、腸に癒着がある方は疼痛がでる可能性はゼロではありません。(大腸カメラは腸の一部が伸びないようにたたみながら挿入します。腸どうしがくっついているとたたむことができず、腸が伸びて痛みがでることがあります。)御希望がありましたら眠くなる薬を使い、鎮静下にて検査させて頂きます。検査後は、前処置室・リカバリー室に戻って頂き御休憩して頂きます。
当日内視鏡検査 ポリープ切除可能
全身状態によっては当日大腸内視鏡検査 ポリープ切除も可能です。
朝食事を摂らないでおこしください。
検査予約が多数の場合は後日とさせて頂く可能性があります。
過去に、食物・便等が残っていて検査が困難であった場合などは予約の検査とさせて頂く可能性があります。また、検査時に便が残っている場合、出血のリスクがある薬を飲んでいる場合などは後日ポリープ切除とさせて頂く可能性があります。
大腸検査時にはポリープを認めることがあります。腺腫というタイプのポリープは、がんになる可能性がありますので切除を勧めております。
図のような切除方法があります。大きさ、形状によって判断させて頂きます。
ポリープ切除について
ポリープ切除後は出血のリスクがありますので、飲酒、激しい運動、入浴、旅行は数日控えてください。
ポリープが多数の場合は、大きいもの、がん化するリスクの高いものから切除させて頂きます。ポリープが残る可能性はあります。数回に分けて切除させて頂く可能性があります。
全身状態、またポリープの大きさ形状によっては、入院での処置を勧めさせて頂く可能性があります。入院処置可能な病院をご紹介させて頂きます。
ポリペクトミー
EMR
大腸ポリープ(内視鏡画像)
薬液(生理食塩水)を注入します。
スネアをかけます。大きなポリープの場合はスネアから通電し切除します。
大腸ポリープ切除後、クリップをかけて止血します。クリップは時間が経てばなくなります。