- ①痔核(いぼ痔)
- 肛門まわりの血管が腫れて、いぼ(肛門腫瘤)ができます。出産後や、便秘でいきんだり、お酒を飲んだりすると血管が腫れて痔ができます。痔が大きくなると出血する、肛門から痔が出てきます(脱肛)。まれに血のかたまり(血栓)がつまる血栓性外痔核という痔もありその時は痛みがでます。
- ②裂肛(切れ痔)
- 下痢を繰り返した時などに、肛門の粘膜が傷ついて切れ痔を起こすことがあります。痛みがでたり、血がでたりします。
- ③痔瘻・肛門周囲膿瘍
- 肛門のまわりが腫れてきて痛みが出る、膿が出る状態です。便に含まれる細菌によって慢性的な炎症がおき、肛門のまわりの皮膚、筋肉の間に細菌がたまってくることにより起きます。稀に乳児が肛門周囲膿瘍を起こすこともあります。